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yamauchinamu

news 2008/11/19 08:35:02

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2004/01/09 (Fri)

このまえ森ビル美術館のハピネス展に行った、単純に規模が凄いですね、なんかの写真とかレポートで聴いていた作品や作家が色々あって、僕とかこの作品を展示するにあたってこのぐらいの人とお金が動いてるって想像するくらいで泡ふきそうだった。あと結構、あああの作品あるんだ「見られた」と確認する作業が多くて、結構「単純にアートって面白いな」と思わせる作品は殆どなかった。そう思うのは皆がそう思うことなのか?僕が捻くれてるからなのか?
でも、下手な鉄砲数打ちゃ。。って作品数が多い分良い作品も勿論あった。サイ・トンブリとかライマンとかアンソニーカロとか伊藤若沖とかリー・ウファンとか、uuあとクー・ジョンガとかも良かったかも?
あとありそうで無いなと思ったのはマチスとかマイクケリーとかで、jeff koonsを持ってきたのがうたい文句になるのはやっぱり良く分からないけど、もってくることで村上隆も評価出来るってことなんだろうな多分<キュレーション
しかし、やっぱり森ビルって凄い動線が悪いねー。

68年の五月革命以降の失望感って知的探求に期待できなくなったことだった思うけど、wtcの事件の後の失望感って国際感覚の失望感だったんだろうな。どちらがションボリ感が高いんだろう?多分後者。
wtcの事件の事件以降、例えばロンドンとかNYCとか比較的東京に近い文化圏の都市や近い文化圏のトライブの出来事は、凄いドメステックに感じるとろこはあるし目新しさみたいのも特にない。逆に日本の商業的な文化は凄く圏外な感じが目新しく感じるときもあるし新鮮で楽しい。そう思うようになったのは僕だけなんだろうか?
wtcの事件以降、なんか本当にオリンピックだとかビエンナーレとか万博とか、ああゆう国際的な代表行事って終わったんだなぁと思う。

なんだろう、例えばシュールレアリズムやダダとか、ヌーベルバーグの流れとか、大体分かりやすい時代を表象するような運動って僕は本心で言えばそんな好きでなくて、シュールレアリズムが終わった後のジャコメッティとか、ヌーベルバーグの時期でないゴダールの映画「ヌーベルバーグ」とかそういうナイーブな頃のナイーブな作品が凄く洗練されていて好きだなと思う。

ということは、ちょっとこれから何年かの単位で良い作品が出来るんだろうなぁって楽しい期待をできるんだろうなと思います。

去年のベストな音楽一覧は少し修正追加しました。



2004/01/06 (Tue)

去年聴いた音楽で印象的なものをあげてみました。特に去年出たアルバムでなかったりもしますが、去年僕が聴いたものが主です。
あと割と友達からメッセとかでMP3でもらったりとか、CDをリッピングして聴いたりとかで、聴くときはアルバム単位でアルバム順で音楽を聴く概念が段々崩れてきている印象があります。

fairground attraction KAWASAKI live in japan 02.07.89
気がついたら売ってた。実は聴いたのは2004の一月だったけど。出たのが去年のようなので、滑り込みで入れたい。僕が中学生の頃多分CDがすり切れるまで一番良く聴いたCDがfairground attractionのアルバムで、中学3年のころの夏、いつもの図書館でロッキンオンのfairground attraction記事を読みながら、「なんで俺は今日、金沢にいるんだ!」と思っていたのが懐かしい。それは彼らのライブが関東のほうでやっていて、来る前から日程を把握し、でもなんか泊まり込みで行くには、コネない、金ない、理由ない。だけど凄く悶々としていたような。そのうえ「受験生だし、県外だし」とむーっとしていて、アレが初めて県外(富山や福井でなくて)に凄く出てみたいと初めて思ったことだったかもしれません。
そのご、あの時のライブの模様は衛星でやっていたのでビデオとっててすり切れるほど見たりしてました。このライブ多分fairground attractionの2ndの予定曲とか演奏していて、その曲も凄くよかった「walt continue」とか、あと演奏と会場のレスポンスも良くてそれで演奏も面白くなる、きっと良いライブってこういうの言うんだろうなぁって、ライブもそんなない僕が思ったですよ。
結局、そののちアッサリ解散したので、永久にfairground attractionの来日はおろか2ndも無くて、しょうがなくシングルとか探してB面とかに、あのライブでやっていた曲ないかなぁ?と豆に探して聴いていた頃を思い出します。
回想ばかりでなんですが、今聴いても良いなって思うのは、良いライブのお手本を感じるところです。
あの時のライブの模様はこちらのサイトが詳しいです

古今東西/森高千里
僕は松浦亜弥を聞くまでアイドルは殆ど聴こうとしなかった。それまで聴いていたモノといえばポストロックでブレークビーツというか曲の構造で聴いていてアイドルや歌謡曲を聴くようになって歌詞と曲の絡みみたいことを良くかんがえるようになったし、歌謡曲の独自のグルーヴや世界観もまた面白いモンだとおもうようになった。彼女の音楽を聴いてからハロプロや東京パフォーマンスガールやCOCOみたいものも聴くようになったし演歌も聴くようになった。そんなこんなで行き着いたのが森高千里、いままで彼女の曲も聴く機会もあったけど良くある彼女のイメージ「ハエ男」とか、美脚とか、アイドルのコスプレみたい衣装のアイドル姿とかどうもピンと来なかった。しかし「この街」という曲を知ってから僕が好きになれる彼女の良いところを見つけられるようになった気がする。「この街」に関して言えば、ユーロ調、ベタな歌詞、語りと一曲の中にあり得ない組み合わせが合わさることで最高に発揮する。デコンストラクショーン。

■2menyとか、mashupモノ
2menyDJの音源とか、mashupとかバスタードポップとかいわれるものを聴いたとき、ああ2chとかでアイドルもリミクスものとかやるような感じで、海外の人とかDJとかやるとこうなるんだと、例えばシーケンスソフトのアシッドをDJの為に使うとこうなるんだ、アハハンと、自分でも作り出すと面白いし、聴いたことが、ソフトを使ってみる良い切っ掛けになった、オモロ。

I am the One/串田アキラ
串田アキラのベスト。「宇宙刑事ギャバン」とか「ジライヤ」和製ソウルミュージックやりたい人が気がついたら、アニソン界の大物に。
シュールレアリズムを勉強していた人がウルトラマンを作ったように、日本には外からの文化はそんな風に受け入れられていくのだなぁと思う一枚。

赤いフリージア/メロン記念日
お手本のようなアイドルポップらしいアイドルポップ。だけど最近のアイドルの曲にこのような曲が少ないのは残念な話。

■BEST/S#arp
友人からK-popのアーティストを幾つか教えてもらってその中で聴いて良かったものを買ってみた。韓国には、日本で言うところの吉幾三、マークパンサー、ユウキ(EEjump)のインチキなヒプホプ系譜がいっぱいあるみたいで楽しい。今の日本にはない覇気感が合って良い。ただハングルがよめないのでどうやって検討付けて良いか分からない。

ハルカリベーコン/ハルカリ
ニュースクールがリバイバルしたような音楽は、キックザカンクルとかジェラシック5とかリップスライムとかN.A.R.D.とかどうも上手いんだけど「あぁ」感があってどうもピンとこなかったけど、これは直撃で素晴らしかった。なんだろ今までのヒッホップの人はどうも良くも悪くも、こうありたいでもできないとか変なコンプレックス感があったけれど、彼女たちには全くそういうところが感じなくて良かった「ストロベリーチップス」も素晴らしかった。

El Malo/Willie Colon
一昔良くレコードで聴いていたけど、気がついたらCDの再発。ニューヨークの若いキューバ人による想像によるの音楽サルサ。そもそも60年代半ばのニューヨークでニューヨークに住んでる人によるサルサがヒットしたんだろうか?当時のことはよく知らないけど疑問だ。彼らの評価はレアグルーヴやヒプホプネタによる再評価の方が強かったのでは?それはマーチン・デニーのオリエンタルな音楽でも、デューク・エリントン・のアフリカでも。そんなこんなで今年はトロピカルな米米クラブはキます。東京と南国を浪漫飛行します。

DISCO FINE 〜PWL HITS
思い出したように昨年前半ぐらいから?new kids on the blockや stepsなどPWLものを聞き返したりしだして、やっぱりこのウキウキ感やチャラさや、それに伴う恥ずかしさは良い物だと思って聴いていた。そういえばBabeの「give me up」とか中学の頃に運動会のチームの応援歌として替え歌にして歌わされたなとか、思い出しながら。そんな聞き返しをしながら、たとえば大ヒットしたPWLの次の時代のアシッドハウスもスムーズに聴けそう、来年の今頃リズムボックスの808や303の音色は美しいとかいう予感。
FINEとかNOWのシリーズって昔は恥ずかしくてなんか嫌だったんですが、結構お得感があって良いしBOOKOFFとかなら300円や100円で手に入って嬉しいです。
あー、しかしPWLの関係ではブルーメルセデツが一番聴きたいんだけどないなぁと。

■秋の夜、渋谷であった反戦デモ
昼の部は到着に遅れて殆ど見られなかったけれどデモの間やっていたECDのフリースタイルは格好良かった。ECDという人はスキルが特に上手いとは思わないけれど、見せたいことが伝わる方法を確実に分かってる人で、そういう人は下手に上手い人より全然凄い。あと野外DJで渋谷パルコ付近で、パブリックエナミーの「fight the power」
がかかったとき「ワォー!」と込み上げるものがあった。





2004/01/03 (Sat)

「迷宮としての世界―マニエリスム美術G・R・ホッケ」 種村 季弘 (翻訳), 矢川 澄子 (翻訳)
古本屋でこの本を見つけた。この本のことはよく知らないけど中の図版を見て一発で面白いに違いないと思って買って読み出した。
きになって検索したらArt Words - artscapeに入ってた、ってArt Wordsの書物雑紙コーナーってこんな並びに入ってくるなんて多分、大学生レベルで読んでおきたい本なんだろうな。って僕はボンクラなんで、大学生レベルの本すら読んでいないんですが、それは残念なこと。
あとなんか有名な方らしいですが矢川 澄子さんって方は気がついたらチラチラ出てきますね、何も翻訳家で本を読んでる訳でもないけど、なんか音楽で良くあるこのアーチストもこのアーチストもこのレーベルだったってことに似てる。
この本の帯で三島由紀夫が書いてるコメントについて気になることはあるけど、今は時間がないので、またいつか。


新年ということで今まであんま関心ないものに触れてみた、漫画喫茶に行ったので今まで読んだことない漫画を

「ブラックジャックによろしく」
まぁまぁ面白い。学会で偉い医者が良い医者でない良い医者って何?ってどっかで聴いたようなティテール。1巻のみ

「ワンピース」
思ったより面白い。泳げないけど体が伸びる海賊が海賊団を作る話。なんだかバイキングビッケを思い出した。つか海洋モノであてたって凄い。
1巻のみ。あと読み切り短編集。

「ヒカルの碁」
これ凄く面白いね。全然期待しなかった。キャラ立ちがハッキリしてる。僕は碁の世界を良く分からないけど面白く読めた、そういう漫画は好き。
1巻から5巻。

大島弓子「綿の国星」
大島弓子の漫画は面白いらしいという評判がどことなく聴いていた気がするので読んでみた。おもったより軽いというか、なんか空振り感。やっぱり俺少女漫画駄目かなと。わかんない、あとで面白くなるのかも?
1巻のみ


ギャルゲーにも挑戦
leaf「きずあと 痕 リニューアル
なんか凄い良くできてる。初めはあっけなくバットエンドで出落ち感で、なんなんだと、どんどんハマル。
まず初め怪奇殺人が起きて皆死ぬエロシーンも殆どなし、いくつかパラレルで話を見ていくうち、その怪奇殺人の原因がその地域にまつわる鬼伝説にまつわり、その元祖鬼は、宇宙人で、、、ってディテールが全体にわかることがこの物語の醍醐味なのかもしれない。エロシーンは大学生ぐらいの女子→高校生→中学生→小学生とエロく感じる難易度があがると同時に鬼伝説のディテールが詳しくなる、しかし鬼伝説のディテールが詳しくなればなるほど読み切り物語として話が転倒してゆく。
小学生の話は、怪奇殺人すら起きない、その小学生の家系が裏切り者の鬼族の血を引いていて、「お兄ちゃん花火しよう」と山に行ったら洞窟で、鬼の霊にせがまれ2人でやれってことになり、「お互いこんなの嫌だ」で終わってみたら「これじゃなんだからちゃんとやろう」ってことになる(都合良い)。その洞窟実はUFOで二人が出たら「さようなら」って飛んでいく(なんじゃそりゃ)
ひととおり話を読んだら、オマケの話が読めるようになる、お約束話、楽屋落ち色々
やった感想おもしろい(それかよ)。
ゲーム語り〜「痕(きずあと)」
攻略サイト(つかやっぱり今のゲームつい攻略に頼りたくなるのは問題な気が)

話が面白いエロゲそうなとかちょっと他にもやってみたいですね「私立アキハバラ学園」とか「君が望む永遠」とか
なとなくエロゲーのテーマって人が死ぬことと(物語的に軽い意味で)、純愛とロリコンって気がした。
純愛とロリコンって繋がりは結構簡単だけど、逆の話、年老いて向こう見ずで(過去を思い出したり振り返らない)どんどん落ちてしまえ!って話はそれはそれで面白そうだと思うけど、そんなエロゲーとかエロ小説ってあるのかな?
そもそも僕は今まで読み物のエロい話ってあんまり読んだことない「やるっきゃ騎士」みたいなお約束漫画か、バタイユの「眼球譚」ってなんか飛んでいて、間がない感じ。



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